TOMAS（トーマス）社会人講師　
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17年間の教員生活に
別れを告げて東京へ

和歌山県の公立高校で17年間、教師をしていました。地域でも有数の進学校で充実した教員生活を送ってきましたが、東京で仕事をしている夫と離れての生活が続いていたため、下の子の出産を機に教員生活に別れを告げ、東京で専業主婦として家族中心の生活をスタートさせました。

TOMAS（トーマス）との最初の出会いは、長女と行った無料で参加できる入試イベント。塾には通わせていなかったのですが、東京の中学受験がどんなものなのか、興味があって参加しました。新宿のホテルで開催されたTOMAS（トーマス）の入試イベントには、本当に驚かされましたね。名だたる私立の進学校の入試傾向紹介、合格者のスピーチ。私立受験の予定もなかった我が家ですが、「凄いもんだなぁ」と、充実したイベントの内容と会場の活気に、ただただ感心したことを覚えています。

子育て、主婦業に専念していた時期も、外で働きたい、自分で使うお金を自分で稼ぎたいという気持ちは強く持っていました。夕方からの塾講師なら働けるかもと求人情報を検索。「週1コマでもOK」というアルバイト塾講師の求人情報の中に、入試イベントでお世話になったTOMAS（トーマス）の募集を発見。専門である理科の講師として応募させていただきました。

TOMAS（トーマス）で教える
ことが、自分自身の勉強に

入試イベントでお世話になったこともありますが、TOMAS（トーマス）を選んだ大きな理由が1対1の完全個別指導であること。高校では30～40人のクラスで担任も受け持っていましたし、1対1は教えづらいのではと心配されたりもするのですが、ブランクがある身にとってはむしろ逆。一人の担当生徒の学習状況に合わせて授業を進めていく方が楽に対応できます。

現在、2つの校舎で小学6年生の男子、小学5年生の女子の理科を教えているのですが、高校生が習うような内容にびっくり。教師時代なら簡単に教えられる内容も、ブランクがあるだけに私の方も事前の予習が欠かせません（笑）。TOMAS（トーマス）で教えることが、自分自身の勉強にもなっているんですよ。生徒と一緒に考え、丁寧に教え、理解してもらえると本当に嬉しいですね。

男子生徒は比の計算が苦手だったのですが、「てこ」や「滑車」の単元で苦手だった比を克服し、問題が解けたと喜んだときの笑顔は忘れられません。生徒たちの成長をすぐ近くで見守れることに、幸せな気持ちを感じながら仕事を楽しんでいます。

どんなことも相談できる
環境が心強い

TOMAS（トーマス）では、生徒はまず「夢の志望校」を設定し、入試まで逆算して授業のカリキュラムを組みます。私の場合は理科の授業が担当ですが、全体の学習状況を把握する教務社員や教室長がいるので、理科を教えることに集中できます。保護者の方と直接やり取りすることもありません。授業ごとに進行状況を報告するとともに、どんなことでも相談ができる環境なので、その点は本当に心強いですね。

子どもたちのやる気を引き出すことが重要だった高校教師とは違い、TOMAS（トーマス）では試験で点数を取る教え方が求められます。まだ、そうした部分のスキルが足りないと自覚しているので、今後は優秀な先輩講師からしっかり学んでいきたいと思っています。

専業主婦から塾講師にチャレンジするのはハードルが高いと思いますが、子育て経験のある方には、学生講師にない強みがあるんです。勉強をしない子、宿題をやってこない子に対して、子育ての経験から、その気持ちがきっと分かるはず。生徒が少しずつ心を開いて、学ぶ楽しさに気づいたとき、塾講師になってよかったと心の底から思えますよ。ブランクは不安だと思いますが、まずは週1コマからでも一歩を踏み出しましょう！